QPtanの日記

読書日記や種々雑感、および英語や国語の効率的な学習法

読書日記 「芥川賞の偏差値」

お気に入りの作家、小谷野さんの本だ。
自分はネタバレが嫌いなので、本編は読まずに目次だけ読んだ。
で、呆れた。
全164作品中、自分が読んだことのあるのは、 たった3作品だけだった。
安部公房の「壁」と遠藤周作の「白い人」、そして、村山龍の「 限りなく透明に近いブル~」だ。
「白い人」と「壁」は、21の時、インドで読んだ。
「壁」は抜群に面白かった。
「白い人」は、斜視の青年が怨みから拷問をするという、 後味の悪い恐ろしい小説だった。
「限りなく透明に近いブル~」は、 19の時に読んだがワケが分からなかった。
ドラッグをやり米兵たちと乱交をし、主人公が車の中、お城🏰 を作りは破壊する想像をするという筋だった。
意外だったのが開高健柳美里だ。
この2人が芥川賞作家だとは知らなかった。
また、大江健三郎は「万延元年のフットボール」ではなく、「 飼育」が受賞作とは知らなかった。
📝✒

f:id:QPtan:20190315175444j:image