QPtanの日記

読書日記や種々雑感、および英語や国語の効率的な学習法

インテリへの道のり

自分が勝手に師匠と決めている小谷野さん(小谷野敦)によると、文藝評論をしたいのなら最低、「記紀」(「古事記」&「日本書紀」)「万葉集」「源氏物語」などの日本の古典、四書五経(「論語」「孟子」「大学」「中庸」「書経」「詩経」「易経」「春秋」「礼記」)や「三国志演義」「水滸伝」「西遊記」などの中国の書物、シェクスピアを筆頭とする西洋文学は読まないといけないらしい。

自分はその中で「論語」を部分的にと「三国志演義」しか読んだことがない。

シェイクスピアに至っては「ハムレット」にトライして、自分は戯曲が読めない人間だと気がついた。

話は逸れるが、シェイクスピアの戯曲はアイアンビック・ペンダミ〜タ(たしか。。。)とかいう韻律で書かれているため英語で読まないと意味がない。

しかも、現代英語ではなく古英語だ。

古英語がどれくらい難しのかはわからない。

語学のことに触れたので、最近、自分がそのことについて考えていることを書こうと思う。

自分が知っている最も頭のいい人はなんと7ヶ国語も理解できる。

日本語&英語&ドイツ語&フランス語&ラテン語古代ギリシア語、そしてなぜかヒエログリフだ。

ヒエログリフとは古代エジプト象形文字で、こんものできたってなんの得にもならない。

お金儲けには関係ないし、もちろん、女性からもモテない。

その人は精神科医なのだが、昔、哲学の研究者になりたくてそれら多言語をマスタ〜した。

英語は基本として、フランス語が理解できないとデカルトデカルトはフランス人だがよく考えると用いたのはラテン語かも)が読めないし、パスカル(この人もラテン語で書いたかも)やフッサ〜ル、サルトルやフ〜コ〜にベルクソンも読めない。

ドイツ語はドイツ語でカントや二〜チェ〜、そしてハイデガ〜らがいるので必須だ。

また、ラテン語は中世ヨ〜ロッパにおいて知識人の公用語として用いられ、あらゆる書物もラテン語によって書かれた。

ダンテの「神曲」はトスカ〜ナ地方の方言で書かれルネッサンスの先鞭をきった。

古代ギリシアは哲学発祥の地なので、古代ギリシア語は哲学を本格的に学びたいのならやはりできて当然だろう(とか言いつつ、自分は哲学オタクにも拘らずまったくできない。。。)。

が、ヒエログリフと哲学とはまったく関係がない。

先生がヒエログリフを理解できると言ったので思わず笑ってしまった。

で、訊いた。

すったらビックリ。

なんと先生は医学部に入学してそこで古代ギリシア語かラテン語を勉強したかったが教えられる教授がおらず、ヒエログリフなら勉強できるという理由からヒエログリフを勉強したそうである。

訳がわからない。

ふつう、医学部に入ったら医者になるための勉強で手一杯だ。

どこの誰がヒエログリフなんて超マイナ〜言語を勉強するものか。

吉村作治ぐらいしか頭に浮かんでこない。

それにしても1時間に6千字を書く森博嗣さんは凄い。

この文章はこの段階で1227文字だが、何時間費やしているかわからない。

今、喫茶店でこのブログを書いているのだが、来店してからずっとこれを書いているので、最低でも4時間ぐらいである。

何杯のコ〜ヒ〜を飲んだかもわからない。

5杯だと思う。

ま〜、どうでもいいが。

お腹がさっきから痛くなってきた。

タバコも尽きてきた。

ていうか、もうすぐ閉店時間だ。

話を戻そう。

なにが言いたいかというと、今まで7ヶ国語を操れる先生のことをおそろしく感じていたのだが、学問を極めようと志せばそれぐらいはできないといけないと気がついた。