インド紀行①⑥
なんとか無事にダラムサ〜ラに着くと、しつこい客引きをかき分け宿を探して荷物を降ろした。
今回はダブル・ル〜ムである。
バスが横転事故を起こした時に、たまたま一緒になった日本人の青年と泊まることにした。
荷物を宿に置くと、街に出てダラムサ〜ラがどんな所か見物してまわった。
さすがはチベット亡命政府のある地だ。
いたるところにお坊さんがいた。
彼らチベット人は日本人にそっくりだ。
この後、ダライ・ラマ14世にも謁見したが、本当に日本人みたいだった。
ダライ・ラマ14世に謁見したなどと言うと、なにかすごいことのように思うかもしれないが、誰でもパスポ〜トを持って行きレジストレ〜ションすれば可能だった。
敢えて言えば、彼が不在の時は当然、会うことができない。
ひと通り街を見てまわると、なにもすることがないので、バス停の真ん前にあるバ〜へと行った。
そういえば、この時ではないがピア〜ス・ブロスナンがいたことがあった。
「007」のボンド役の俳優の。
バ〜は混んでいた。
私もビ〜ルを注文した。
たしか、日本円にして300円はしなかったと思う。
大瓶ビ〜ルが。
街の酒屋で買うとさらに安い。
150円くらいだった。
宿代も300円くらいだった。
一番安い宿は150円。
インドはとにかくなんでも安い。
(続く。。。)