インド紀行⑤④
早々にリシケシを後にすると、我々はいったんデリ〜に戻ってから砂漠地帯であるラジャスタン地方に行った。
たしか、ウダイプルとジャイサルメルだったと思う。
二ヶ所か三ヶ所を訪れた。
そのうちの一ヶ所の街には湖に浮かぶホテルがあった。
泊まったわけではないが。
また、どこかの街では何故かダリの絵を何かの布に描き写して旅行者たちに売っていた。
私は今も昔も洒落の通じない真面目人間なのでこれに激怒した。
いったい、ダリとインドの間に何の関係があるというのか。
洒落といえば、インドを旅行するバック・パッカ〜たちの間で何か似た味の物を表現する際に、「Same. Same. But, different.(同じ。同じ。でも、違う)」という言い方が流行っていたがこれにも私は噛みついた。
「Similar.(似ている)」のほうが適切ではないかと。
(続く。。。)