効率的な勉強法を学ぶ1「記憶術編」
大学受験現代文カリスマ講師・出口汪さんの「出口汪の「最強!」の記憶術」を読んだら、これまた非常に良かった。
「記憶術編」「書く技術編」「話し方編」「考える技術編」「読みかた編」と全部で5冊あり、自分はそれらすべてを読みこのブログに書いていくので乞うご期待。
まず、大切なのは脳🧠は忘れるようにできているという事実だ。
20分後にはなんと42%を忘れ、1時間後には56%も忘れる。
では、どうすればいいのか?
復習である。
それも適切なタイミングで。
1回目の復習のタイミングはずばり1時間後だ(何で1時間後がベストかについては後述する)。
2回目の復習のタイミングは翌日の朝だ。
3回目の復習のタイミングは1週間後あたりでいいらしい。
これで計4回の脳🧠への働きかけである(記憶させるための)。
そして、とどめに4回目の復習をすれば1年間くらいは忘れることなく記憶が脳🧠に定着するそうだ。
さて、ではなぜ一度目の復習のタイミングは1時間後が最適かについて書く。
それは1時間後にはまだ約半分くらいが記憶に残っているからだ(1時間で56%を忘れる)。
そこがポイントなのだ。
1時間以内のうちに復習しても頭に記憶として残っている割合が多いので、復習する意味があまりないのだ。
そして、1時間後以上の時間が経過してしまうと1からやり直しになるので、最初に勉強した意味がない。
そのような理由から1時間後に復習することがベストなタイミングなのである。
また、なぜ、2回目の復習のタイミングが翌朝かというと、一度目の復習で記憶が100%になったとしても、次の日には56%も忘れるからだ。
だから、翌朝(翌日なら別にいつでもいいらしい。翌朝と書いているのはただ単に便宜上の理由からである)にまた復習するのだ。
こうして、何度も繰り返し復習することによって、脳内にある記憶がどんどん強化されるらしい。
だから、3度目の復習のタイミングは1週間後でいいのだ。
最後に睡眠を十分に取ることの重要性についても触れておく。
睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠の二つがあるが、このうちレム睡眠は身体だけ休んでいて脳🧠は起きて働いている。
そして、この間に脳内にある記憶を整理してるそうだ。
なので、キチンと効果的に勉強したいなら、十分な睡眠を取ることはむちゃくちゃ大事である。