QPtanの日記

読書日記や種々雑感、および英語や国語の効率的な学習法

平等という価値観

自分は二十歳の頃に共産主義にはまりつい去年まで共産主義者を自認していたが、今では共産主義も民主主義も平等という価値観から生まれた卑しい考えだと思うに至った。

なぜ卑しいかというと、平等を望む人間は正義からではなくただ怠惰から、何の努力もせずに他者を自身の水準に引きずり落とすことによって相対的に自己の立場を上げようとするからだ。

なんで自分があんなに共産主義に被れていたのか今となってはわからない。

おそらくは若者らしい正義感からであろう。

が、やめた。

自分が思っていたほどには人間は立派な存在ではなかったからだ。

話を平等という価値観に戻すと、怖いのはこれを何か普遍的絶対的な真理だと信じてる人がいる可能性があるということである。

かつてのスタ〜リニズム、原始共産社会を夢見て反対派を虐殺したポル・ポト文化大革命を推進した毛沢東.etc

フランス🇫🇷革命中に活躍したロベスピエ〜ルもそうだ。

彼はルソ〜の信奉者であったが、それがために正義の名のもと、反対派をギロチンで殺しまくった。