a「古事記」においてイザナミは火の神・カグツチを産んだときに火傷で死んで冥界へと行ったが、その地でその地のものを食べた結果、この世へ戻って来れなくなったとされる。
b「ギリシア神話」においても似たような話がある。
冥界の神・ハデスはゼウスの娘であり豊穣の女神であるデメテルのそのまた娘・ペルセポネに恋をした。
デメテルは嘆き悲しみ何とかして娘・ペルセポネを地上に連れ戻す。
が、ペルセポネは冥界でざくろを1/3食べてしまったため、1年のうち4ヶ月間は冥界にいなくてはいけないようになり、その間、母・デメテルは悲しみ農作物は取れなくなるらしい。
これが冬のことだという。