QPtanの日記

読書日記や種々雑感、および英語や国語の効率的な学習法

カフカの「失踪者」

カフカの「失踪者」を読む。

。。。

筋らしい筋はないは、何らの深い思想も見いだすことはできないは、かといって美文で書かれているワケでもなし、エンターテイメト性もないどうしようもない駄作であった。

カフカが書いたのでなかったら途中でやめていただろう。

しかも、背表紙のあらすじには、「主人公がアメリカを放浪した後、突如、失踪する」って書いてあるが、最後まで失踪なんかしない。

巻末の解説では、「「失踪者」は未完の小説ではなく、そもそも終わりを持たない小説である」とかバカらしい言い訳めいた深読み(?)が書いてあって、書いたクソ・バカ野郎を張り倒したくなった。

ハッキリと「超駄作である!」って言え!

この権威主義のおべっか使いがっ!

カフカ・セレクションは全8冊持ってるのだが、今のところハズレである。

最初の「変身」が意味不明だったので、2冊目に期待したら更にダメで超駄作だった。

このまま、全部、面白くなかったらどうしよう。。。

でも、二十世紀を代表する作家の一人と評価されているからには、残り6冊の中には、「こ、これは!」という作品があるはずだと思う。

てか、願う。f:id:QPtan:20190308231419j:image