QPtanの日記

読書日記や種々雑感、および英語や国語の効率的な学習法

現象と実在(「世界の教養365」の6日目)

「実在」とは、単なる見かけの姿ではなく、本当に存在しているという意味である。「Really(リアリィ-本当に)」という副詞を名詞にすると「Reality(リアリティ~-本当」になる。「Reality」には、様々な訳語が当てられうるだろうが、ここでは「実在」と呼ぶよりも「本質」「本当の存在」と言ったほうが分かり易いと思う。

物事の本質的な姿が客観的なものであるのに対し、主観的な物の見え方が「現象」である。

より簡単に分かり易く書けば、「実在」は「本当の姿」と言え、「現象」は「見せかけの姿」になろうか。

ここで、映画「マトリックス」からのシ~ンを引用する。

 今日のテ~マを理解するのに最適だと思うからだ。

Neo:This...this isn't real?

(ネオ:これは・・・現実ではないのか?)

Morpheus:What is「real」?How do you define「real」?If you're talking about what you can feel, what you can smell, what you can taste and see then「real」is simply electrical signals interpreted by your brain.

(モ~フィアス:「現実」とは何だ?「現実」をどう定義するんだ?もし、お前が感じることのできるものや、嗅ぐことができ、味わい見ることのできるもののことを言っているのなら、その「現実」は、お前の脳が解釈した電気信号にすぎない)f:id:QPtan:20190313223250j:image
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