インド紀行⑥②(タイ編)
タイへは飛行機でカルカッタから向かった。
タイで何をするかは決めてなかったが、何処へ行くかは決めていた。
ダラムサ〜ラで同じ宿に泊まっていた数人の旅行者がその時、タイにいたからだ。
カルカッタの空港で会ったイスラエル人の旅行者たちと話しながら飛行機に乗ったので、タイのバンコク国際空港へはすぐに着いた。
タイに行ったことがない日本人は驚くと思うがタイの経済は日本のそれより遥か遅くに成長したので、デパ〜トなどは比較的近年になって建てられており日本のそれらとは比較にならないほど豪華だ。
1階から3階までのエスカレ〜タ〜が天井吹き抜けだったりする。
その反面、道端に屋台が並んでいたりもする。
インドも貧富の差は酷いが、タイもまた酷い。
たしか、映画「ブレ〜ド・ランナ〜」の描く近未来のディストピアは、東南アジアの混沌とする街並みをヒントにしていたと思う。
話をわたしが何をしていたかに戻すと、理由は忘れたがインドで会ったアメリカ人の女の子Jと合流するまで時間があったので、それまでは宿屋が一緒だった日本人旅行者たちと行動を共にした。
付き合いでゴ〜ゴ〜・バ〜にも行った。
買春はしなかったが。
タイは売春天国だ。
また、アル中天国でもある。
ついでに言えば、オカマ天国。
個人的偏見を言えばこの3つに尽きる。
タイ人は怒るだろうけど。
わたしはこの3つのうち、アル中天国を目指した。
ま〜、オカマ天国を目指す人はいないと思うが。
そんなワケで、わたしは朝から晩までビ〜ルを呑みまくった。
心配はいらない。
タイでは朝から呑んだくれてる人間など何も珍しくはないのだ。
よく、デパ〜トのフ〜ド・コ〜トなどで、真昼間から酒🍶を呑んでいるタイ人男を見かけた。
そうこうするうちに、アメリカ人の女の子Jがバンコクへやって来た。
(続く。。。)