効率的な勉強法を学ぶ2「書く技術編」
出口汪の「最強」シリ〜ズ第二弾、「出口汪の「最強!」の書く技術」を読んだ。
これも、1冊目の「記憶術」編と同様、非常に良かったが、内容が細かい日本🇯🇵語の文法事項(自立語・付属語・助詞・助動詞など)にまで触れているので、それら(自立語&付属語)を知らない自分にとっては理解するのがはじめは難しかった。
また、それらについて知っておくことが重要なのはわかったが知らなくても論理的な正しい文章は書けると思うし、なによりもまず文章が長くなり過ぎるのでこのブログには書かない。
が、「へぇ〜。日本🇯🇵語ってこうなってるんだ〜」と勉強になるので、気になるかたには実際にこの本を買って読んで欲しい。
では、本題に入る。
現代は「書く📝時代」だ。
ブログにしろFacebookにしろ、ライン、ツイッタ〜にメ〜ルなど。
自分は実際に相手に会わなくても、それらの文章を読むことでかなりその人の人柄なり知性や教養、また、ただ単に上辺だけで言っているのか本当に心から想っているのかを見抜く自信がある。
ま〜、そんなもん、みんな見抜けてるのかもしれないけど。。。
手軽に文章を書く機会が増えた反面、きちんとした文章が書けないと恥をかく機会も増えたと言えるだろう。
そのようなわけで、正しく、かつ相手に誤読されない論理的な文章を書く技術を習得するのは現代人にとって必須だ。
まず、文章の書きかたに入る前に、一つの文がどのように構成されているかを説明する。
一文は主語と述語、そして、目的語とそれらを飾る言葉から成り立っている。
たとえば、「今、私はブログを読んでいる」の文だとしたら、主語は「私は」で述語は「読んでいる」。
何を?
「ブログを」(この文における目的語)だ。
いかに文が複雑になろうとも、要点はその三つだ。
上の文に飾りをつけてより具体的にすると、「今、私は通勤電車の中で、はてなブログにある勉強法に関する記事を読んでいる」のようになる。
主語は「〜は(が)」、述語は「〜する」、目的語は「〜を」を目印に探すといい。
一文の要点を見失わないように書くと論理的な文が書け、相手に誤読されないだろう。
これがまとまった文章になると、「主張」とそれを論証する「説明部分」とになり、一文の要点にあたるものが「主張」に、飾りにあたるものが「主張」を論証するための「説明部分」になる。
ものごとを「主張」するには必ず「論証責任」が伴う。
たとえば、自分が「民主制の廃止」を訴えるとする。
これだけだと、狂人扱いされるのが関の山だろう。
が、「そもそも、民主制は古代ギリシア🇬🇷で生まれ、それは奴隷制により支えられていた。また、かの有名な哲学者・アリストテレスは奴隷のことを「物言う道具」と言った」と付け加えたら、それらのことについて知らなかった人には「えっ!」となるに違いない。
さらに、民主制がいかに危険な政治体制かということを説明するのに、「かつて、世界で最も民主的な国家と言われていたヴァイマ〜ル共和国において、民主主義的な手続きを経て合法的にナチス(国家社会主義ドイツ労働者党)は生まれた」と具体例を示すとぐっと説得力が増すだろう。
まとめると、論理的な文を書く際にはまず主語&述語&目的語&それらを飾る修飾語を見失わないようにする。
次に、まとまった文章を書くときには何を自分が主張したいのかを具体例などを出しつつ説明するといい。